住宅省エネ2024キャンペーン
給湯省エネ2024事業

住宅省エネ2024キャンペーンについて

先進的窓リノベ2024事業

子育てエコホーム支援事業

と紹介してきましたが、3つ目の事業が今回紹介の

給湯省エネ2024事業

となります

内容はシンプルに効率(省エネ)の良い給湯器のへ交換です

目的は各事業共通ですが

環境を良くすること(カーボンニュートラル)が目的です

達成のために大きく影響するのが

住宅に使われる材料や光熱費に見られるエネルギー消費

といったこととなります

そのためにはエネルギー消費を減らし、且つエネルギーを作る！

ということでエネルギーへの影響力のある給湯器に焦点当てた事業となっています

今回は簡単にこの事業では

どういった給湯器が良いかを紹介していきましょう

■ヒートポンプ給湯器(いわゆるエコキュートと呼ばれる商品)

ヒートポンプ(電気)を使った効率が良い給湯器

本来、捨てる熱も回収して少ないエネルギーで最大限の熱供給する設備

エコキュートのメリット
・電気温水器に比べて約40％の省エネ効果があり、
CO2排出量を約60％削減できる
・ランニングコストは電気温水器の約1/2～1/3程度
・夜間に電気代が安くなる料金プランに変更してお湯を作ることができる

エコキュートのデメリット
・飲料として使えない
・水圧が弱い
・広い設置スペースが必要

エコキュートの寿命は10～15年と言われています

■家庭用燃料電池(いわゆるエネファームと呼ばれる商品)

エネルギーとファーム(農場)を掛け合わせた造語

つまり、農場は水と土ですが

水素と酸素でエネルギー(電気とお湯)を作る設備

エネファームのメリット
・エネルギーの無駄が少なく環境に優しい
・災害時に頼りになる
・ガス会社によってはガス代の割引がある
・補助金が出る可能性がある
・自宅で発電できる
・災害時のレジリエンス性がある

エネファームのデメリット
・導入コストが高い
・メンテナンス費用が高い
・ガス代が高くなる
・設置から10年を過ぎると有償メンテナンスとなる
・交換が必要な部品がある場合には追加費用がかかる

■ハイブリッド給湯器

ヒートポンプ(電気)とガスを使った効率良い給湯器

湯切れしてもガスですぐにお湯が作れます

ハイブリッド給湯器のメリット
・エネルギー効率が良く光熱費が安くなる
・CO2の排出量が少なく環境に良い
・停電、災害時にガスでお湯が沸かせる
・湯切れの心配がない
・様々なライフスタイルを実現できる
・設置スペースが比較的コンパクト

ハイブリッド給湯器のデメリット
・導入費用が高い
・設置スペースが必要
・地域によっては光熱費の削減につながらない可能性がある
・寒冷地では使用が難しい
・気温の低い地域では寒さ対策が必要
・給湯器のサイズがかなり大きい
・お湯の使用量が少ない家庭には不向き

ハイブリッド給湯器は、従来のガス給湯器と比べて
約50％ものCO2排出量を削減し地球環境の保全に貢献します

今回は、給湯省エネ2024事業　交換対象の給湯器の紹介でした

それぞれメリット、デメリットがあるので

ご自宅に合った給湯器選びが大切となりますね

今後も引き続き、この大規模キャンペーンを中心に

記事を挙げていきますので

是非、ご覧になってください

それではまた！